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法使いは生まれた時に詩を授かります。それはその人にしか使うことができない魔法の呪文であり、この世界の魔法使いはどんな魔法を使う時もその一つだけを唱えれば魔法をかけることができます。​この詩は名前と共に墓石にも刻まれます

人によっては長文のため省略したり、簡単な魔法であればわざわざ呪文を唱えずとも魔法が使えますが、複雑な魔法を使う時はきちんと全文を唱える必要があるそうです。

よく呪文に「○○せよ」と付け足す魔法使いはかなりいますが、この部分には呪文的効果はありません。ただ言葉として口に出すことでかける魔法のイメージを膨らませ、魔法がかかりやすくなるという効果があるようです。

 呪文は暗号化されて頭蓋骨の裏側に刻み込まれているため、暗号は頭を開けない限り本人含め誰も見ることはありませんが、詩がその人のものであるという重要な印です。(詩とこの暗号が一致しなければ詩は呪文としての効力は持ちません。)

魔法は杖とピアスに付いた魔法石が共鳴し呪文が加わることで使用することができますが、暗号化された呪文は印の役割以外に、杖や魔法石を修復する時に力を持ちます。厳密に言うと、杖と魔法のどちらかが壊れた場合にその暗号化された呪文が壊れたものの代わりとなって共鳴し、壊れた杖もしくは魔法石を修復する魔法を使うことができるようになります。

 杖と魔法石の両方が壊れてしまった場合は専門の治療が必要になります。

最も注意しなければならないのは頭蓋骨に刻まれている暗号化された呪文を誰かに取られてしまった場合です。どうやら頭蓋骨を開け、そこに刻まれている暗号化された呪文をふわりと抜き去ってしまうという恐ろしい魔法が存在するようで、呪文を取られると詩を思い出せなくなってしまうことから、それはすなわち魔法を失うことを意味します。

暗号化された呪文が2つあれば杖や魔法石がなくとも魔法が使えるようになると言われており、人の呪文を狙う者が一部に存在するということは十分に注意しておかなければなりません。

呪文について

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